Google Workspaceでの氏名変更やアドレス変更についてまとめます。
仮で作成したアドレスが使いづらいので変更したのですが、
氏名やアドレスはIDと同じことなので極力変更は避けた方がいいです。
変更の際の影響も含めてまとめていきたいと思います。
氏名、アドレス変更の影響
全体的な影響
変更後は、新しいアドレスでメール送受信が出来き、Google Workspaceのログインも新しいアドレスで可能です。
以前のログイン名ではログインできません。でも、変更前のアドレスで引き続きメールを受信できます。変更前のアドレスはメールエイリアスになります。(識別するIDのような感じです)
なお、 ユーザーにアドレスを追加する場合は、今回の手順ではなく、メール エイリアスを追加してください。
なお、プロファイルを作成するようなアプリなど、多くの場合、再設定が必要であり、リセットされるような印象です。出来るだけ、氏名、アドレス変更は避けましょう
個々のアプリでの影響
Gmail
以前のアドレスがユーザーのメール エイリアスとして保持され、つまり以前のアドレスもそのまま使える形です。以前のアドレスを再利用したい場合は、まずメール エイリアスを削除する必要があります。
以前の名前で受信したメールに引き続きアクセスできます。
メールの変更がシステム全体に反映されるまで、最長で 24 時間ほどかかることがあるようです。
カレンダー
以前のメールアドレスが表示され、名前変更後に作成した予定には新しいメールアドレスが表示されます。
Contacts menu(連絡先)
手動で更新する必要があります。更新しない場合は以前の名前とメールアドレスが表示されます。
ドライブ
ドキュメントの所有権やオーナー名は、新しいユーザー名での登録になります(自動変更されます)。
Google Workspace Sync for Microsoft Outlook(GWSMO)
ユーザー名を変更した場合、そのユーザーは新しいプロファイルを作成(再作成)する必要があります。
Google Workspace Marketplace アプリ
再インストールする必要があります。ドメイン名やユーザーのメールアドレスに基づくデータを保存するアプリの場合、ユーザー名を変更するとそのデータは失われます。
氏名、アドレス変更のやり方
変更のやり方は簡単です。
まず、Google workspaceのホーム画面へログインします。
その後、「ユーザー」タブをクリックします。
変更する対象のユーザーを選ぶ
対象ユーザーを選ぶと下の様にユーザーの概況が表示されます。
さらに「ユーザーの変更」をクリックします。
ユーザー名、アドレス変更
変更の確認画面
まとめ
変更手続きは簡単なものの、影響は大きく極力避けたいですね。
マスターとなる、初回のメールアドレスやID等の設定は変更しない方が無難だと思います。