とても便利なスマホにパソコンですが、自分の情報が漏洩し、誰でも見れる世界に流れ込むというのを考えたらゾッとしますよね。
ある程度の便利さを確保しながら、セキュリティを確保したい、そういう希望を叶えるために自分自身のデータの扱いについて見つめ直してみました。
データ流出経路を考えてみる(統計情報から)
まずはこちらのデータをご覧ください 。媒体別の情報漏洩状況です。
データを漏洩させる原因となるものは意外にもパソコンやスマートフォンそのものではないようです。
また上の図のように、情報が流出した状況を考えてみても、パソコン、スマホ操作を間違えて情報を流出させるという危険性は、メールとかを使わない限りあまりなさそうですが、上の図の「不正アクセス」「誤操作」は気になりますね。
なお、上のデータは特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」からです。
落としても安易に見られず、不正アクセスを困難にさえる方法はないか。と考えました。
であれば、一番利便性が良いクラウドのデータが不正アクセスなどを受けた際にちゃんと守られていれば 一番良いと考えました。
つまり、クラウドの暗号化です。
クラウドでの暗号化サービス、ソフト~Boxcryptor~
だれも、そこまで考えないのか、ネットとかで探してもなかなかありませんでした。
私は日々扱うデータの多くはスマホなのでスマホアプリで扱えるのが理想です。
でも、PCのデータも暗号化したい、、、
以前は「TrueCrypt」という暗号化ソフトを使っていました。オープンソースで、使い勝手もよかったのですが、開発が終了してしまい困っていたところです。(動くことは動きますがなんとく不安で)
結局、出来るだけ無料という事で探した結果が「Boxcryptor」です。使うにはまずサイトで下のような会員登録をします。
その後、「Free plan」と書いてあるの、無料コースを選べば無料で使えますね。
オープンソース以外はダメなら「VeraCrypt」 しかないですね
先程の「Boxcryptor」は商用ソフトで一部無料という位置づけの暗号化ですので、google ドライブもパスワード付けてるから同じじゃない?しかも、商用ソフトじゃ、後々有料化ばかり行ってくるでしょ?そういうのじゃなくて中立なオープンソースがいいのという方も多いはず。
オープンソースはダメなら、スマホアプリはないけど「VeraCrypt」がおすすめです。先程の「TrueCrypt」で作った暗号化ファイルや仮想ディスクもマウント可能。
日本語setupも対応しているので、インストール作業に慣れていない人にもオススメ。インストールは
https://www.veracrypt.fr/en/Downloads.html
からダウンロードすれば、
こんな感じのインストーラーが始まります。
今回参考にさしていただいたサイトは、
です。
このサイトの他のページもセキュリティについて詳しく書いている印象を受けたので、いいと思います。