基本情報技術者試験対策~データベース編の3つのポイント~データベース操作、ロックの粒度、UML

データベースでの、つまづきポイントを解説していきます。

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データベース操作の3つの単語をマスターする

データベースを操作する場合、主に次の3つの作業になります。内容はみんな知っている事でも、専門用語なので覚えないといけません。

よく使われるのが、表から選択した行(レコード/タプル)を取り出す操作の「選択」、表から選択した列(属性)を取り出す操作の「射影」、表をつなげる「結合」の3つの関係演算です。

選択

行を選択して抜き出すことを「選択」といいます。この言葉は、エクセルとかだと「選ぶことだけ」を指しますが、データベースでは抜き出すことまでを指すことに注意です。

射影

列を抜き出すことを「射影」と言います。なぜそういうかは謎ですが、、、、

結合

これはイメージつきやすいかもしれません。

表同士で同じフィールドを関連付け、くっつける作業を「結合」と言います。

これだけ覚える!!

  • 選択 ←行を取り出すこと
  • 射影 ←列を取り出すこと
  • 結合 ←表同士をくっつけること

データベースのロックの粒度

ロックの粒度とは、データベース、表、物理的な入出力単位であるブロック、行といったロックをかける単位のことをいいます。

ロックの範囲が狭い=粒度が細かい(小さい)、ほど競合やロック解除の待ち時間が少なくなり、トランザクションの並列実行が可能になります。

ロックの競合は、表単位と行単位で比較すると、ロックの競合が起こりやすいのは、より広い範囲を表単位です。

メモリ使用領域は、同時に実行されるトランザクションが増えるほど多くなります。理由は、複数のトランザクションを並列に実行した方が、同時に管理するロック数が増えるから。

表単位と行単位で比較すると、メモリ使用領域が多いのは、トランザクションの同時実行数が多い行単位です。

これだけ覚える!!

  • ロックの「粒度」とは範囲のこと。
  • ロックの粒度が 表 > 行
  • ロックの競合は 表 > 行 
  • メモリの使用量は 表 < 行

UMLのデータモデルの意味

データベースの表を接続する関係図はUML(Unified Modeling Language)として表現されます。

次のような図です。

この図では、部門に所属している社員は一人以上いるということを示しています。

この「..*」の表現が迷うポイントですが、次のポイントを覚えましょう。

これだけ覚える!!

UMLの各表の関係はこれ。 

意味
0..10 or 1 
1..1(1) 1
0..*(*)0以上
1..*1以上
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